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【メーカー目線】ショールームのイベントは行っていい?特典と予約

ショールームの入口で中の様子をうかがいながら入ろうか迷っている女性 営業対応・断り方
この記事は 約10分 で読めます

ショールームのホームページを見ていたら、今月のイベントという案内が目に入った。お手入れのセミナー、収納の相談会。面白そうだけれど、まだどこに頼むかも決めていないのに行ってよいのだろうか。参加したら名前を書かされて、あとから連絡が来るのではないか。そんなふうに手が止まってしまう方がいらっしゃいます。

先にお伝えします。イベントには二種類あって、ホームページに載っているほうは、どなたでも自由に参加できます。そして特典をいただいても義務は生じませんし、その場で契約を迫られることもありません。もう一種類のほうは、そもそも一般の方は入れない集まりです。

この記事は、住宅設備建材メーカーでハウスメーカーやリフォーム会社への商品提案と提案書づくりを担当している立場から書いています。二つの見分け方と、行く前に知っておきたいことをお伝えします。

読者代表の直美さん読者
直美さん
ショールームのイベント、行ってもよいものでしょうか。
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ナビ
二種類あるんです。ホームページに載っているほうは自由ですよ。
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こんなお悩みはありませんか
  • まだ会社が決まっていない
  • 参加すると断りにくそう
  • 特典をもらうのが気まずい
  • 予約が要るのか分からない
  • 混んでいそうで気後れする

イベントは二種類ある

人のいない静かなショールームにキッチンや洗面の展示が並んでいる写真

まず知っておいていただきたいのは、ひとくちにイベントといっても中身がまるで違う二つがあるということです。どちらに当たるかで、行ってよいかどうかの答えも変わります。しかも見分け方は単純で、ひとつ確かめるだけで分かります。順にお伝えします。

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ショールームが開くもの

ひとつめは、ショールームそのものが開くイベントです。どなたでも自由にご参加いただけます。各メーカーで毎月のように開かれていますので、珍しいものではありません。お客様を選ぶ催しではないので、まだどこにも相談していない段階でも歓迎されます。お住まいの近くのショールームの予定をのぞいてみてください。

中身はさまざまで、短い時間で体験できるものや、お手入れのセミナー、収納のセミナーといったものがあります。実際に手を動かしてみたり、使い方のこつを教わったりする場です。商品を売り込む場ではなく、見て触って知っていただく場だとお考えください。時間によっては予約なしで参加できるものも多くあります。ふらりと立ち寄って、やっていたから見ていく。そのくらいの気軽さで結構です。

リフォーム会社が開くもの

もうひとつが、住宅会社やリフォーム会社がショールームを借りて開くイベントや相談会です。こちらは性質がまったく違います。その会社のお客様に向けた集まりなので、一般の方はご参加いただけません。

ご案内が届いた方だけが対象になります。そして当日のご契約で特典や値引きが出ることもあるのが一般的です。これは悪いことではなく、すでに話が進んでいる方に向けた場だから、という理由によります。検討の最後のひと押しをする場、と考えていただくと分かりやすいでしょう。まだ会社も決まっていない段階の方が、そこに紛れ込むことはない、というわけです。

見分け方はホームページ

では、どちらのイベントかをどう見分けるか。ここが分かりやすいところです。ショールームが開くイベントは、ホームページで案内されています。むずかしい見分け方を覚える必要はありませんので、ここだけ押さえていただければ足ります。

いっぽう会社が開くイベントは、ホームページには載りません。探して見つかるものではないのです。ですから、ご自分で見つけて行こうと思えるイベントは、自動的に参加できるほうだということになります。申し込んでから断られる、という心配をしなくてよいわけです。行ってみて初めて、何かやっているのかなと気づく程度のものが、もう一方だとお考えください。

ショールームが開くイベントとリフォーム会社が開くイベントの違いを左右で比べた図解
探して行けるのは、左のほうです

気楽に行ってよい理由

ショールームで白い無地の紙袋を提げて洗面の展示をゆっくり眺めている女性

参加できると分かっても、まだ気後れが残るかもしれません。特典をもらったら断りにくくなるのでは。その場で申し込まされるのでは。そのあたりを順に片づけていきます。結論から申し上げると、どれも心配しなくて大丈夫です。

接客の中身は変わらない

まず、イベントの日だからといって扱いが変わることはありません。ショールームでの接客の中身は、ふだんの日とまったく同じです。人が増えるぶん順番を待つことはあっても、応対のしかたが変わるわけではないのです。

イベントの日だけ売り込みが強くなる、ということは起きません。見て触っていただく場であることに変わりはないからです。言い方を変えると、イベントの日を選んだからといって損も得もない、ということになります。都合のよい日に行っていただければ足ります。ふだんのショールームの様子はショールームは営業される?にまとめてあります。

特典をもらっても義務はない

来場の特典や粗品については、各メーカーのショールームで用意されています。そしていちばん気になるところですが、受け取っても特に義務は生じません。来ていただいたお礼としてお渡ししているもの、とお考えください。

もらったから何か申し込まなければ、ということにはならないのです。見学だけして帰っても差し支えありません。受け取ったら断りにくくなる、と身構えてしまう気持ちはよく分かりますが、そういう仕組みにはなっていないのです。ここは安心して受け取っていただいて結構です。

その場で契約は迫られない

ショールームが開くイベントであれば、その場での契約を迫られることはありません。そもそもショールームは契約ができない場所だからです。工事の金額を出せるのはリフォーム会社ですので、ここで話がまとまる仕組みにはなっていないのです。

当日の契約で特典が出るのは、会社が開くほうのイベントです。そちらはご案内が届いた方だけの場ですので、ご自分で見つけて行くイベントで、そういう場面に出くわすことはありません。ここでも二種類の違いが効いてくる、というわけです。ショールームで契約ができない理由はショールームは営業される?に書いています。

行く前に知っておくこと

人が少し多いショールームで集まりから少し離れて落ち着いて待っている女性

安心して行けると分かったところで、当日のことをお伝えします。イベントの日ならではの事情が少しだけあります。知らずに行くと、思っていたのと違うと感じることがあるかもしれません。先に押さえておけば、気持ちよく過ごせます。

混み合うことがある

ひとつ目は人の多さです。イベントの日は混み合うことがあります。とくに人気のある展示のまわりにはお客様が集まりますので、ゆっくり見られない場合も出てきます。お風呂やキッチンのように、実際に入って試したい展示はとくにそうなりがちです。

もし行った日に人が多いと感じたら、会社が開くほうのイベントが同時に行われているのかもしれません。ホームページに載っていない集まりですから、行ってみて初めて分かることになります。それでも見学は自由にできますので、混んでいる場所を避けて回るか、少し時間をずらすとよいでしょう。見たいものから先に回るという手もあります。

話すなら予約 見るだけなら不要

二つ目は予約です。アドバイザーとお話しになるなら、基本的にご予約をお願いします。そして接客が不要で自由に見学するだけなら、予約は要りません。どちらにするかは、その日の目的で決めていただければよいでしょう。

ここで気をつけたいのが、イベントの日は予約が取りにくくなる場合があるということです。人が集まる日ですから、枠が先に埋まってしまうわけです。じっくり相談したいなら早めに押さえておくのが確かでしょう。逆に、まずは雰囲気だけ見てみたいという段階なら、予約を取らずにふらりと行くほうが気楽かもしれません。予約の取り方そのものはショールームは予約なしでも大丈夫?にまとめました。

アドバイザーと話すなら予約を取り見るだけなら予約は要らないことを分岐で示した図解
どちらを選んでも、見られるものは同じです

会社が決まる前でも後でもよい

最後に、行くタイミングについてです。会社が決まる前でも、決まったあとでも、どちらでもかまいません。順番が決まっているものではないので、行きたいと思ったときが行くときになります。

まだ何も決まっていないから行きづらい、ということはないのです。むしろ早い段階で実物を見ておくと、そのあとの打ち合わせで希望を伝えやすくなります。こういうものが好き、これは合わない。それが分かっているだけで、提案の精度がまるで違ってきます。伝え方はリフォーム要望の伝え方に書いています。

イベントの日のよくある質問

イベントの日のよくある質問と書かれたバナー画像

ここからは、ショールームのイベントについてよくいただくご質問にお答えします。アンケートのこと、子ども連れのこと、そして会社に知られるかどうか。気になりやすい五つを順に取り上げます。

参加すると名前を書かされますか

アンケートはありますが、書かずに見学だけでも差し支えありません。書きたくない欄を空けたままにすることもできます。くわしくはショールームのアンケートは書かないとだめ?をご覧ください。

あとから営業の連絡が来ますか

ショールームから営業の連絡が入ることは基本的にありません。書いた内容が勝手にほかの会社へ渡ることもないのです。断ったあとの連絡については断ったのに連絡が来る理由にまとめてあります。

子どもを連れて行けますか

連れて行っていただけます。ただしイベントの日は人が多くなることがありますので、ゆっくり見たいなら別の日を選ぶという手もあります。ふだんの日の様子はショールームは予約なしでも大丈夫?をご覧ください。

リフォーム会社に知られますか

行ったことが勝手に伝わることはありません。もし担当の方が決まっているなら、むしろ先に伝えておくと話が早くなります。一緒に行く場合のことはショールームはリフォーム会社と一緒に行く?に書いています。

行く前に準備することはありますか

とくにありません。手ぶらで差し支えないのです。もし気になる商品があるなら、先にカタログを取り寄せておくと見るところが絞れます。取り寄せ方はリフォームのカタログだけもらえる?にまとめました。

気構えずに行ってみる

暖かい光のショールーム入口で中へ体を向けて微笑みながら入っていく女性

ショールームのイベントは、身構えて行くようなものではありませんでした。ホームページに載っているものなら、どなたでも自由に参加できます。特典をいただいても義務はなく、その場で契約を迫られることもありません。

まだ会社が決まっていなくても大丈夫です。見るだけなら予約も要りません。実物に触れておくと、あとの打ち合わせがずいぶん楽になります。気になるイベントがあれば、気構えずに出かけてみてください。

この記事の振り返り
  • イベントは二種類ある
  • ショールームが開くものは自由
  • 会社が開くものはお客様向け
  • 見分け方はホームページ
  • 接客の中身はふだんと同じ
  • 特典をもらっても義務はない
  • その場で契約は迫られない
  • 混み合うことがある
  • 話すなら予約 見るだけなら不要
  • 会社が決まる前でも後でもよい

そろそろ具体的に、と思い始めた方は、何社かのお見積もりを並べるところからです。費用がかかるのかどうかはリフォームの見積もりは無料?に書いています。

ショールームで見た商品が新しいものかどうかはリフォームの型落ちは選べる?に、届いた提案書の読み方はリフォームの提案書はどこを見る?にまとめてあります。

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この記事を書いた人
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建築業界32年。現役で住宅設備建材メーカーに勤務し、ハウスメーカーやリフォーム会社への商品提案と提案書づくりを担当しています。毎日たくさんの提案書に目を通す仕事です。
保有資格:2級建築士/1級建築施工管理技士/インテリアコーディネーター(ほかに宅地建物取引士試験 合格)
特定のリフォーム会社に属していない立場から、会社の選び方と見積書の見方をお伝えします。

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